中級者向けPT編成指針
この記事は以下の記事の続きをメインに扱っています。進度としては2章~3章程度です。
この記事の意味
前回の記事を読み直していて、「どうやって自分なりのPTを組めばいいのか」という点についてあまり触れていなかったなと気づきました。
そのまま投げっぱなしなのもどうかと思ったのでこの場を借りていくつか捕捉をしたいと思う次第。
目的を決める
PT編成の第一段階です。そのPTで何をしたいのかをはっきりさせましょう。
やるべきことは 「育成」 「金策」 「攻略」「トレハン」が大半だと思います。*1
これらを順番に見ていきましょう。
育成PTを作る
新しいキャラクターを作った時、今のままでは新しい迷宮をクリアできないとき、そういった時に育成PTがあると便利です。
育成には、
- 後列に飛ぶ可能性の高いブレスや魔法が可能な限り少ない迷宮
- ラビットチケットを使う場合は古館以降で、可能な限り良称号の迷宮
- 経験値の時間効率が良い迷宮
が推奨されます。具体的には川沿いや魔獣の森、黒雲山がお勧めされることが多いです。
育成PTには修道者が必須です。まだ作っていないなら経験値倍率が非常に高い人修ロ→人修Mの順番で作るといいでしょう。人は今後レベルキャップが解放される可能性が高いため、修Mは別の種族で作り直しておくといいです。
用意したら、後は迷宮の難易度に合わせてPTを作成します。川沿いであれば戦士と修道者を前に立たせれば防御は十分でしょう。事故に備えて僧侶を用意するのもいい策です。育成するキャラクターと火力役が1~2人(可能な限り聖・剣・秘等の多段攻撃を入れてラビット対策をします)いればそれなりのPTになります。
平均レベルが適正に比べて高すぎると経験値が下がってしまうため、適正レベルに追い付いてきたと思ったら攻略の難しい迷宮に移動することを忘れないようにしましょう。
また、獲得経験値に倍率をかける装備もたくさんあります。最低でも木刀・幸運のコイン・頭陀袋は人数分用意しておきましょう。4章に入っているなら、冒険者マニュアルやパワードギブス、奇跡のコイン、ミラクルボウやブレイブハート、秘法剣士の守護剣まで集められると完璧です。
余裕があれば、トレハン用のキャラクターや装備も入れていくようにするといいでしょう。
金策用PTを作る
育成用PTがあれば、ある程度のレベルのキャラクターを作ることは容易になっているはずです。そこで、可能な限り早い段階(全員Lv30を超えるくらいあれば十分でしょう)で金策PTを作っていきます。
金策PTを作るメリットは
- 2章以降で販売開始される宝石を買う。特に、日替わり商品に陳列される宝石は高価なものが多く、多量のGPが必要
- 2章以降で可能な各種合成を行う。中盤はアイテム合成が、3章終盤からは称号合成も重要になってきます。
- 魔造生物を雇う。全体的に高額になりがちなうえ、ユニコーンなどのビルドはロイヤルラインを噛ませることも多く金策が必須です。
- (プレミアムパック購入者のみ)宝石を装備から外す。超レアや壊れた装備などについた宝石を外せるようになるため、安心して宝石を付けられるようになります。
ver4.00以降はGPの使い道が増えたため、金策PTを用意しておくことは非常に重要です。
金策PTに必要な条件などはwiki*2等にも書かれていますのでここでは書きませんが、ロイヤルラインMが可能な限り被害を受けないように、「戦士をしっかりおく」「足の速い聖や秘などで速やかに敵を散らす」「ロMにしっかりと装備を積み込む」等に注意しましょう。無謀な冒険に出ないように、あらかじめロMを抜いてその迷宮をクリアできるかどうか試しておくのもいいと思います。
攻略PTを作る
というわけでここからが本番です。
1章終盤以降、漫然と同じPT編成で出撃するだけでは攻略が困難な場合が出てくるようになります。1章ではLvを上げれば何とかなることが多かったですが、2章以降では推奨レベルや攻略レベルがレベルキャップより高い迷宮がゴロゴロ転がっています。
その時のために「モンスターデータの見方」「ログ研究の仕方」「PT編成のやり方」を覚えておくだけで、自力で攻略できる範囲は格段に広がります。
モンスターデータを見て、方針を決める
迷宮で一度でも出会ったモンスターは、記録タブのモンスター図鑑に出現場所ごとに記録されます*3。
この情報を使って基本的な戦略を組み立てていきます。
モンスターデータを見て考えることは2つ、「どうやって削りきる火力を用意するか」「その間どうやって耐えるか」です。
このゲームの攻撃は大きく分けて攻撃・魔法・ブレスなので、敵ボスがこのうちどれを使ってどれを使わないか、どの攻撃が強力でどの攻撃なら無視しても大丈夫かを把握するのはとても重要です。直近の他のボスと比べてどんな攻撃が強力なのかをしっかり把握しておきましょう。
また、特殊スキルの確認も必須です。特に[秘法剣士Lv15]ブーストや、反撃・追撃スキル、行動回数を増やしたりするスキルなどは致命傷につながりがちなのでしっかり確認しましょう。
さらに、こちらが相手をどう倒すかを考えなければなりません。モンスターデータを見てそれぞれ何に耐性が高いかはしっかり把握しておきましょう。物理-99%の敵もしばしば出てきますし、魔法防御が高いボス敵もかなり多いです。
ここまで把握したところで、戦士・君主・僧侶の起用を考えましょう。どの地点でも、僧侶は一人以上必要なはずです。敵の攻撃力が高く後列を安全にしたいなら戦士を、敵のブレス攻撃が強烈か敵を物理攻撃で仕留めたいときは君主を入れます。魔法火力だけで倒すし、敵の攻撃も大したことないから両方ともいらないよ、ということもありえます。
この時点でPTには1~3枠が埋まっているはずで、残り3~5枠でアタッカーとバフ役を考えていきます。
まずバフ役ですが、ほとんどの迷宮でシールドバリアは必須です。その上でマジックバリアとアタックアップを張るかを確認しておく必要があります。もしマジックバリアを張る必要がないなら、先制しやすい盗賊や賢者*4に張らせてやるといいでしょう。もし敏捷の高い種族を戦士や君主に利用しているなら、彼らにもバフ張りを任せてみてもいいでしょう。
アタッカーの職業ごとの特徴は以下の通り
- 剣士:打ち合い、魔法支援と激闘で長期戦に向く。
- 盗賊:必殺率が高く、シフトチェンジで追加ダメージを与えつつ着火に向く。
- 魔法使い:Lv70の破壊魔法での劣化が強力。雑魚の数に左右されにくい。
- 狩人:追撃と見破りでPT全体の火力が上がる。長期戦向き。
- 侍:一撃必殺、不屈で単体ボスに向く。救出がなければ雑魚払い後のボスにも。
- 剣聖:命中が高く雑魚散らしと単体の劣化付与に向く。
- 秘法剣士:雑魚散らしに向く。
- 賢者:魔法を連発できるので雑魚散らしに向く。
- 忍者:万能だがやや器用貧乏。
侍・剣聖は強力だが基本的に次に続かない。
剣士・盗賊・狩人・賢者・忍者は連携すると火力が出るが、いずれも短期決戦にはしづらい。
魔法使いは高火力で剣士との連携もできるが、トップクラスに脆い。
秘法剣士は高耐久のボス相手には向かない。
これらを状況に合わせて使いこなすことが重要になっていきます。
装備を整えて出撃→ログを見る
PTメンバーが決まったら装備を整えましょう。
戦士・君主・僧侶には防具を多めに持たせ、攻撃に強い・魔法に強い・ブレスに強いを伸ばすことを第一に考えます。追撃スキル持ちがいるなら、状況によって着火用の装備を持たせてもいいでしょう。
神の盾や水鏡の盾は可能な限り全員に持たせておくのが無難です。
出撃が終わったらログを確認しましょう。
キャラクターが死んでいたらどんな攻撃で死んでいたかを確認して、それに対応した鎧・盾・法衣を着せたり、逆にダメージがほとんどないようなら防具を減らして武器を増やしたりします。
ダメージが通っていないようなら武器や小手を積み増していきます。攻撃威力・必殺威力・魔法威力の上がるものは積極的に乗せましょう。銀の小手を魔法を使うキャラクターに積み忘れやすいので注意します。
全く勝ち目がないようであれば、トレハンに移行するのが無難です。
攻略PT作成のまとめ
- モンスター図鑑を確認して、どんな攻撃に耐える必要があって、どんな攻撃で倒せばいいのかを把握しよう
- 戦士君主僧侶とアタッカー・バフを用意するのが基本
- 戦闘ログを見ながら装備を調整しよう
トレハンPTの作成
ほとんどおまけです。
攻略PTでクリアした迷宮を、そのまま攻略PTで回してもいいのですが、余裕ができたらメイン以外のPTでトレハンさせた方が時間的な余裕を多く取れます。
攻略PTよりもレベル・装備が劣ることが多いため、しっかりとした準備が必要です。
攻略PTを作った時にそのステータスログを残しておき、そのステータスを目安に作るとよいでしょう。
最後に
基本的に育成・金策・攻略・トレハンで少しずつ前に進むところがこのゲームの面白いところだと思っています。長く楽しむつもりで、少しずつやっていくといいんじゃないかな、と思います。
現実逃避でこんなに長い文章書くんじゃなかった……(頭抱えながら)。